WINDOW FRANCE 社(以下ウィンドー社)は世界的に有名なフランスのマネキンメーカーです。フランスならではの高いデザイン力が注目を集めており、パールイデアとは2012年1月に、日本市場における独占販売代理店として正式に契約を締結いたしました。 

今回は、ウィンドー社の歴史や商品に触れながら、人気の理由やその魅力をご紹介します!


ラフスケッチからイメージされたマネキン『SKETCH(スケッチ)』

2011年のEuroShopで発表された『SKETCH(スケッチ)』。このマネキンがきっかけで、ウィンドー社はより世界に認知された印象を受けます。それくらい独創的で印象強いデザインマネキンの発表でした。

デザイナーが鉛筆で描く、滑らかで官能的な曲線の「ラフスケッチ」をモチーフにこのマネキンはつくられました。2m10cmの高身長マネキンは、一目で視線を集めます。全11ポーズあり、現在でも人気のシリーズです。

変幻自在のパーツ組換えが可能な『CAMELEON(カメレオン)』

2014年のEuroShopでは、顔・目・唇を交換できる『CAMELEON(カメレオン)』が注目されました。マネキンをパーツごとに細分化して組み替える、という発想はここから生まれたと言っても過言ではありません。

ハイブランドではこれまでの「メイクをする」考え方から「メイクを付け替える」という考え方に変化し、WD(ウィンドーディスプレイ)の切り替えが簡易化されました。

また、リアルフェイスから、抽象フェイスやエッグフェイス(卵型のシンプルなフェイス)にも切り替えることができ、ハイブランドで使用されているマネキンが、某有名ファストファッションのWDでも並んでいるという不思議な現象が生まれました。ブランドにあわせて変化をする。まさに「カメレオン」マネキンです。

マネキンのつくり方が変わった『3D時代』

2017年のEuroShopでは、革新的な発表がされました。なんと本物のモデルを360度から撮影し、3Dデータ上でモデリングし、マネキンを造りだすという手法を確立させたのです。従来の粘土を使用しハンドメイドで製作する手法とは全く違った手法が生まれました。

今では日本市場でも見かけるようになりましたが、2017年当時では最先端の技術でした。 そして、展示ブースに大量に並んだすべての新作マネキンがこの3D技術を用いて作られたことに驚かされました。

こちらはホームページで詳しく紹介されていますので、是非、動画も併せてチェックをしてみてください。
http://www.windowfrance.com/dna/index.php


今後も目が離せない『WINDOW FRANCE』

ウィンドー社の歴史や商品をご紹介させていただきましたが、人気の理由や魅力は伝わりましたでしょうか。先進的な「デザイン」と「システム」と「技術」を武器に、最先端のマネキンメーカーとして今日も全世界のSHOPで活躍しています。 今回ご紹介できなかった商品自体の魅力も、今後どこかでご紹介もしていこうと思います。

そして2020年…彼らは、3D技術をより活用してスポーツモデルのバリエーションアップや大型造作にチャレンジしており、より魅力的な商品がご紹介できると我々も今からワクワクしています。 今後のウィンドー社の新作にご期待ください!